鉄粉芯に対して、センダストコアは85%の鉄、9.6%のシリコン、5.4%のアルミニウムで構成されています。損失は鉄粉芯より80%低く、50Hz-2MHzの周波数範囲で使用することができます。飽和磁束密度は約1.05T、透磁率は26 H/mから125 H/m、磁渋伸縮系数は0に近く、異なる周波数でも働作時にノイズが発生しません。MPPより高いDC偏圧能力があり、最適なコストパフォーマンスを持っています。主に交流インダクタ、出力インダクタ、ラインフィルタ、PFCインダクタなどに使われます。
大型センダストコアは大電流(パワー)インダクタ、太陽光変換、UPS無停電電源システム、ハイブリッド自動車、風力エネルギー変換及び他の大電流オプションに応用され、ギャップフェライトの代わりに変圧器コアとして使用される事例もあります。
FeSiコアは6.5%のシリコンと93.5%の鉄で構成されています。飽和磁束密度は約1.6 T、透磁率範囲は26-90 H/m。Fe Siコアは、熱劣化の問題がなく、鉄粉末コアよりもコア損失が少ないため、直流バイアス特性に優れた高温材料です。主にPFC迴路、新エネルギー(太陽エネルギー、風力エネルギー、ハイブリッド)インバータ、無停電電源(UPS)などに応用されています。
FeSiコア-二世代の直流バイアス特性とパワー損失特性はアモルファス磁性粉末コアと同等であり、主に家電、分散型太陽光発電インバータなどに応用されます。ハイフラックスコアに比べてSFシリーズは経済的な選択肢といえます。また、センダストコア に比べて、直流バイアス性能の優位性は明らかであり、SKシリーズに比べて、損失性能も大幅に向上しています。
電車、医療設備、工業工作機械、工業工作機械、通信データセンター、電気自動車及び充電スタンド、ノイズフィルターで広く使用されている。